スタジオのドラム確認ポイント|Pearl・YAMAHA・TAMAとペダル持ち込み
スタジオのドラムは、前に使った人のセッティングのまま残っていることがほとんどです。叩きはじめる前の数分で椅子やペダルを自分に合わせるだけで、練習の質が大きく変わります。
スタジオに多いドラムのメーカー
音楽スタジオナビに掲載している施設のうち、公式サイトの機材にドラムセットがあるのは778件です(2026年10月時点の掲載データ)。メーカーが分かるものでは、Pearlがもっとも多く、YAMAHA、TAMAが続きます。
| メーカー | スタジオ数 | 主なシリーズ |
|---|---|---|
| Pearl | 369件 | Masters(131件) |
| YAMAHA | 216件 | Maple Custom・Absolute(60件)、Recording Custom(48件) |
| TAMA | 118件 | Starclassic(70件) |
※Mastersは、名前にMastersとあるものと、MMX・MCXなどMastersシリーズの型番で書かれているものを合わせた件数です。ほかにCANOPUS(66件)、DW(50件)、SAKAE(48件)、Ludwig(41件)なども置かれています。シンバルの銘柄が分かるスタジオでは、Zildjian(97件)、SABIAN(82件)、PAiSTe(51件)の順でした。
入室したら確認すること
- 椅子(スローン)の高さ:太ももが床とほぼ平行になる高さが目安です。最初に決めると、ほかの位置も合わせやすくなります。
- キックペダル:バスドラムのフープにしっかり固定されているか、ビーターの位置やバネの張りが極端でないかを見ます。
- ハイハット:クラッチがゆるんでいないか、開き具合が合っているかを確認します。
- スネア:スタンドの高さと角度、スナッピー(響き線)のオン・オフを確かめます。
- タムとシンバルの位置:ネジは必要以上に締めず、自分の届く位置に動かします。
- シンバルのフェルトとスリーブ:抜けていると金属同士が当たり、割れの原因になります。
ネジが回らない、ヘッドが破れているなどの不具合を見つけたら、自分で直そうとせずスタッフに伝えましょう。チューニングを変えた場合の扱いもスタジオのルールに従ってください。
ペダル・スネア・シンバルの持ち込み
キックペダルは自分のものを持ち込む人が多い機材です。踏み心地がいつも同じになり、スタジオが変わっても感覚がずれにくくなります。スネアやシンバルを持ち込む場合は、次の点に気をつけましょう。
- セッティングと片付けの時間も利用時間に含まれることが多い
- シンバルは専用のケースに入れ、フェルトとスリーブも持っていくと安心
- スタジオのシンバルを外したら、終わったあと元に戻す
ツインペダルを持ち込む場合は、ハイハットスタンドとの位置関係も確認しておきましょう。ツインペダルに対応した2脚のハイハットスタンドを置いているスタジオもあります。
レンタルできるもの
掲載データでは、レンタル品にツインペダルがあるスタジオが171件、スネアが54件、シンバル類(チャイナ・スプラッシュなど)が127件、スティックが130件ありました。ツインペダルを常設・無料で使えるスタジオは41件です。数に限りがあるため、使いたいときは予約時に一緒に申し込むと確実です。料金はスタジオごとに違いますが、ツインペダルの有料レンタルは、料金が分かるものの中央値で1回110円でした。
よくある質問
Q. 普段と違うメーカーのドラムでも大丈夫ですか?
練習には問題ありません。気になる人は、本番の会場や普段使うセットに近いメーカーの部屋を選ぶと、感覚のずれが少なくなります。メーカーやシリーズで探すなら、Pearl Masters・YAMAHA Maple Custom・TAMA Starclassicのページをどうぞ。
Q. 1人でドラムだけ練習できますか?
個人練習の料金を使えば、1人でも手頃に借りられます。料金の相場はドラムの個人練習の料金相場で解説しています。
東京都でドラムの個人練習ができるスタジオでは、料金の安い順に比較できます。機材は入れ替わることがあるため、予約前に各スタジオの公式サイトで確認してください。


