スタジオの部屋の広さと人数の目安|畳・㎡で何人まで入れる?データで解説
スタジオの料金表には「Aスタ 20㎡」「Bスタ 8畳」のように広さが書かれていますが、何人で使えるかまでは書かれていないこともあります。実際のデータから、広さと人数のおおよその関係をまとめました。
スタジオの部屋はどれくらいの広さ?
音楽スタジオナビに掲載している民間スタジオの部屋は3,749室あり、そのうち広さが分かる2,698室の中央値は17.8㎡でした(2026年10月時点の掲載データ)。半数の部屋は12.2〜24.3㎡に収まります。畳に直すとおよそ7.5〜15畳、中央値は約11畳です。
畳と㎡の換算は、1畳=約1.62㎡が目安です。ただし畳の大きさは地域や物件によって違うため、公式サイトに㎡の表記があればそちらを優先しましょう。掲載データでは1,025室が「畳」で広さを表記しています。
広さ別の人数の目安
広さと定員(推奨最大人数)の両方が公式サイトで分かる、レコーディング用を除く部屋を広さ別に分けると、定員の中央値は次のようになりました。
| 部屋の広さ | 畳の目安 | 部屋数 | 定員の中央値 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|---|
| 6㎡未満 | 〜3.5畳 | 94室 | 2人 | 個人練習・ボーカル |
| 6〜10㎡ | 約4〜6畳 | 93室 | 3人 | 個人練習・弾き語り・2〜3人の合わせ |
| 10〜15㎡ | 約6〜9畳 | 127室 | 4人 | 3〜4人のバンド |
| 15〜20㎡ | 約9〜12畳 | 123室 | 5人 | 4〜5人のバンド |
| 20〜30㎡ | 約12〜18畳 | 113室 | 6人 | 5〜6人のバンド・キーボード複数 |
| 30〜50㎡ | 約18〜30畳 | 38室 | 12人 | 大編成・ダンス・アンサンブル |
広さと定員の両方が分かる部屋のうち、50㎡以上は16室だけです。また、同じ広さでも、ドラムセットやアンプを置くバンド用の部屋と、何も置かない部屋とでは実際に動ける広さが違う点にも注意してください。
定員から逆算すると、1人あたりの広さの中央値は3.0㎡(半数が2.2〜3.6㎡)でした。「1人あたり約3㎡」を目安にすると、部屋の大きさを判断しやすくなります。
人数だけで決めないほうがよい理由
- 楽器の大きさ:キーボードを2台使う、ホーン隊がいる、コントラバスがあるなど、楽器が大きい編成は目安より広い部屋が必要です。
- ドラムとアンプの配置:狭い部屋では音が近く、各パートの音が聞き分けにくくなります。ライブ前の練習は、本番に近い距離感で鳴らせる広さがあると安心です。
- 料金:広い部屋ほど料金は高くなります。少人数なら小さい部屋を選ぶと1人あたりの料金を抑えられます(料金の仕組みと相場)。
10人以上で使いたいとき
30㎡を超える部屋は民間スタジオでは少なく、10人以上で使える部屋の多くは公共施設にあります。吹奏楽や合唱など大人数の練習は大人数の練習場所の探し方や、東京都の大人数で使えるスタジオをご覧ください。
よくある質問
Q. 3人バンドならどれくらいの広さが目安ですか?
上の表では、10〜15㎡の部屋の定員の中央値が4人です。ドラム・ギター・ベースの3人なら10〜15㎡前後、キーボードが加わるなら15㎡以上を目安にするとよいでしょう。
Q. 弾き語りやボーカル練習なら?
1〜2人なら6〜10㎡ほどの小部屋で十分なことが多く、料金も抑えられます。個人練習用の小部屋があるスタジオを選ぶと予約もしやすくなります。
予約前に確認すること
スタジオの詳細ページでは、部屋ごとの広さ・定員・機材を掲載しています。定員は公式サイトに書かれている場合だけ載せているため、書かれていない部屋は広さと上の目安を参考にしてください。スタジオ一覧から、エリアや用途で絞り込めます。部屋の広さや定員は改装などで変わることがあるため、予約前に各スタジオの公式サイトで確認してください。


